おおやまづみじんじゃれいたいさい
大山祗神社例大祭
- 愛知県
- 4月
毎年4月第2日曜日とその前日の土曜日に行われる氏神である大山祗神社の例大祭で、神事とお囃子の奉納、山車の曳き廻し、餅まき等を行います。
山車は、大山車(おおやまぐるま)という知多型の山車で、精緻な白木の彫刻と緋羅紗の大幕、濃緑地に「白鷺群翔」の刺繍が入った水引幕で飾られています。
土曜日は、早朝から、お祭りの最後に投げる餅をつくところから始まります。午後は山車のお祓いや氏神での神事を行い、夕方には、灯を灯した提灯で飾られた山車が鞘(さや:車庫のこと)から曳き出されます。鞘から200~300m離れた「萩の常夜灯」まで行くと、そこでお囃子を奉納します。
日曜日は、山車を氏神の境内に曳き込みます。15mほどの高低差のある境内まで、150mほどの坂道を曳き上げていきます。境内に山車を曳き込んだのち、お囃子を奉納します。
午後は、お神酒開きやお囃子の奉納に続き、最大の見せ場である「坂下ろし」を行ないます。その後、役員宅等に「祝い込み(門付け)」をしながら地区内を曳き廻し、夕方、萩老人憩の家広場で「餅まき」を行ないます。
山車を鞘に納めると、山車の上山にあった御幣を、お囃子を奏でながら提灯行列で車元宅に届ける「御幣納め」を行い、2日間のお祭りが終わります。
「坂上げ・坂下ろし」
大山祗神社は、狭い坂道を上った丘の中腹にあります。特に、神社境内に入る坂道の勾配はきつく、10m足らずの距離に対し、3mもの落差があります。
その坂道から境内に山車を曳き込むことを「坂上げ」、境内から山車を曳き下ろすことを「坂下ろし」と呼んでいます。その坂道の登り口の前は3m程の崖になっており、「知多半島一、勇壮」と自負する「萩の坂下ろし」は、坂道を下ると同時に、崖の手前を左に直角に舵を切り、その後、今度は逆に右にカーブするまで一気に駆け下りるもので、お祭りの最大の見せ場です。