おんたけはちまんじんじゃさいれい
御嶽八幡神社祭禮
- 埼玉県
- 10月
埼玉県飯能市(はんのうし)飯能地区で、毎年10月に行われる御嶽八幡神社の例大祭についてご紹介します。
このお祭りは、地元の人々に「おんたけさん」として親しまれている由緒ある神社を中心に、秋の訪れとともに地域一帯が活気に包まれる伝統的な秋祭りです。
2つの「御嶽八幡神社」と歴史
このお祭りを紐解くうえで面白いのが、実は神社の社殿が山の上とふもとの2箇所に分かれている点です。
①前岩御嶽八幡神社(奥宮) 多峯主山(とうのすやま)のふもと、一大岸壁が突き 立つ「前岩(まえいわ)」と呼ばれる険しい巨岩の上に鎮座しています。
②本郷御嶽八幡神社(里宮) 山上の前岩までお参りするのが不便だったことから、ふもとの本郷地区に仮の社殿を建て、昭和初期に分霊を勧請した神社です。
現在、10月の例大祭はこの里宮(本郷御嶽八幡神社)を中心に行われています。
例大祭のスケジュールと見どころ
毎年10月第2週目の土日の2日間にわたって執り行われます。
宵宮(よいみや)
本祭りの前夜祭にあたる日で、夕方から境内や周囲がライトアップされ、氏子(地域住民)や参拝客が集まって賑やかな前祝いが行われます。
本宮(ほんみや)
日々見守ってくれている神様への感謝、天下泰平、五穀豊穣、そして地域全体の発展と安全を祈願する厳かな式典が執り行われます。
最大の見どころ「底抜け屋台」の巡行
このお祭りの一番の目玉は、飯能地方ならではの山車(だし)である「底抜け(そこぬけ)屋台」です。通常の山車と違い、屋台の床(底)が抜けており、中に乗ったお囃子(はやし)の演奏者たちが歩きながら太鼓や笛を奏でます。この独特な屋台が本郷地区内を賑やかに練り歩き、お祭りのムードを最高潮に盛り上げます。