このじんじゃしゅんきたいさい あおいまつり
籠神社春季大祭(葵祭)
- 京都府
- 4月
籠神社春季大祭(葵祭)は、丹後国一之宮である籠神社の例祭で、「葵祭」の名で親しまれています。古くは、四月二の午の日が例祭日とされていました。
祭礼では、各氏子地区による奉納芸能が行われます。難波野地区と大垣地区は神楽を、江尻・中野・溝尻の各地区は太刀振りと笹ばやしを、国分地区は神輿舁きを担当します。弘化3年(1846年)の「午歳祭礼役人覚」には、各氏子地区が集まって神事を奉納していた記録が残っています。
本祭りでは、御神幸の道中や祭典の前後に「太刀振り」や「神楽」などの奉納があり、祭典は一番太鼓を合図に始まります。神幸祭、御神幸、そして還幸祭へと続き、盛大に幕を閉じます。
最大の見どころは、各地区に伝わる祭礼芸能の奉納であり、これらは京都府の無形民俗文化財に指定されています。なかでも「太刀振り」は、丹後地域のさまざまな祭礼で見られますが、その多くが中野地区をはじめとする府中の太刀振りを模範として継承されたといわれています。
太刀振りには子どもから青年までが参加し、地区ごとに異なる色の襦袢、タッツケ袴、タスキ、白鉢巻き、手甲、白足袋、草履を身にまとい、紙垂を巻いた太刀を持って、太鼓と笛のお囃子に合わせて勇壮に舞います。その姿はとても凛々しく、見る人の目を引きます。
また、太刀振りの所作やリズムは地区ごとに異なるため、その違いを見比べるのも楽しみのひとつです。