伝統行事等詳細

ちょうはいしき
朝拝式

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行事内容

南北朝時代、南朝方最後の天皇である後亀山天皇の末裔である自天王は川上郷民などによりかくまわれていたが、長禄元年12月に赤松一族により暗殺された。
悲運の最後を遂げた自天王を偲び、三之公の御所で御即位された『朝賀拝礼』の儀式を模して、自天王の武具(国重文:自天王遺品の兜)をご神体として崇めるために、享徳7年に始まった式典。
毎年2月5日に挙行し、令和7年で578回を数える。

行事の見どころ

奈良県川上村に伝わる御朝拝式(おちょうはいしき)は、南北朝時代の後南朝ゆかりの歴史を今に伝える厳かな儀式です。川上村の各集落を代表する「出仕人(しゅっしにん)」が裃(かみしも)姿に身を正し、金剛寺境内を参進して自天親王神社へと参拝します。
その後、国指定重要文化財「縹絲威筋兜(はなだいとおどしすじかぶと)」を自天親王の御遺品として神前に祀り、村人たちは深い祈りを捧げます。後南朝時代に悲運の最期を遂げた自天親王を偲び、守りきれなかった無念を追慕する心が、この儀式には込められています。
特に、参列者が榊の葉を口にくわえ、御座所の所在を外部に語らぬ誓いを示し続ける姿は、六百年を超えて受け継がれてきた村人の信念を象徴しています。過去と現在をつなぐこの荘厳な光景こそが、御朝拝式最大の見どころです。

周辺地図

例年の実施日
2月5日
令和7年度の実施日
令和7年2月5日
補足事項
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開催場所
奈良県吉野郡川上村神之谷にある妹背山金剛寺境内
交通アクセス
近鉄大和上市駅から車で40分
お問い合わせ先
川上村朝拝式保存会(川上村教育委員会事務局内)
ochohai.kawakami@outlook.jp
ホームページ
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