あたかばやし
安宅囃子
- 東京都
- 3月,8月,9月,10月
国立国会図書館所蔵の「世田谷区内に伝わる江戸祭り囃子の由来」という文献の中に「世田谷経堂に伝わる江戸祭り囃子は文化2年(1805年)に、世田谷八幡神社の宮司、元祖大場益増五郎より伝承された」と記載されております。
現在の会名は、お能に「安宅」という演目があり、そこで男踊りとして舞う時に囃し方が演奏する曲で経堂で生まれた「安宅崩」という曲名に因んで命名しました。
現在まで伝承できず自然消滅してしまった曲もありますが、「破矢(組曲:安宅崩、替違い崩)」「鎌倉(組曲:鴫音、三下り)」「国固目」「師調目」「仁羽」などの曲名の囃子を演奏しております。
世田谷区経堂の天祖神社、桜丘の稲荷森稲荷神社と宇山稲荷神社、赤堤六所神社の祭礼、世田谷区の郷土芸能大会、及びせたがや区民まつりで披露しています。
各神社の祭礼では、地域を神輿と太鼓と一緒に巡行し、山車を仕立てて威勢よく演奏しています。また、神社境内では神楽殿や舞台で継承されている獅子舞やお囃子を演奏しています。
世田谷区郷土芸能大会では、区内の囃子保存会が地域で伝承されている質の高い舞やお囃子を披露して、地域文化の違いが分かる場となっています。
せたがや区民まつりでは、区内の文化芸術団体が一堂に会する場所でもあり、活動している会を知ることや発見もあります。