なんぶきりだかぐら
南部切田神楽
- 青森県
- 9月
南部切田神楽は、江戸時代初期に出羽の羽黒修験者から伝承したものと伝えられ、その後、江戸時代末期に衰えたので、他の地域から伝承者を招き、神楽の再興に努め、合計75演目以上の神楽を習得したとされる。
南部切田神楽は、東北地方の各地で伝承される修験系の神楽の一つで、その中でも多数の演目を伝承している。この神楽の伝承は、かつては切田地区の長男に限っていたとされ、今も基本的にこの原則は守られ、伝承は切田地区の長男を中心に行われている。
南部切田神楽は、青森県十和田市の切田地区に伝承される神楽で、青森県無形民俗文化財第1号に指定されている青森県を代表する民俗芸能であり、平成16年には、記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に国から選択されている。
毎年9月15日の切田八幡神社の例大祭時に、神社拝殿で5頭の獅子による権現舞が奉納されるほか、毎年旧暦1月14日には、地域の人々だけが参加する「お籠り」と呼ばれる行事等で舞を演じている。