おおみやすみよしじんじゃれいたいさい/にいなめさい/きねんさい/すぐろじんじゃれいさい
大宮住吉神社例大祭/新嘗祭/祈年祭/勝呂神社例祭
- 埼玉県
- 2月、3月、4月、11月

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大宮住吉神社の例大祭は、神社の最も重要な神事として4月の第一日曜日に行われるもので、その中で執り行われる神事「天下祭」は、東京府中市大國魂神社での神職の出仕する様子をまねたものとされています。大宮住吉神社では、この例大祭と、五穀豊穣を願う2月23日の祈年祭、収穫を終え天の恵みに感謝する11月23日の新嘗祭で、神事の一環として神楽が奉納されます。
この神楽は江戸里神楽の系譜をひくもので、大宮住吉神社の氏子を中心に継承されています。大宮住吉神社での祭礼の他、毎年3月15日に執り行われる同地区勝呂神社の例祭にも奉納されており、地域に根付く伝統芸能として県指定無形民俗文化財に指定されているほか、国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」としても選択されています。
坂戸の大宮住吉神楽は、優美な舞にユーモラスな無言劇が加わった伝統芸能で、日本神話を題材とした12の神楽と10の座外神楽から成ります。
厳かな曲目の他、賑やかな曲もあり、多彩な舞と演奏を楽しむことができます。春の例大祭では、境内に桜が咲き誇るなかで舞われ、見る者を魅了します。