いきみたんまんぐう しゅうきれいさい(あきまつり):ちいきでんとうぎょうじ
生身天満宮 秋季例祭(秋祭り):地域伝統行事
- 京都府
- 10月



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全国に約12,000社ある天満宮の中で唯一、菅原道真公の存命中に木像を生祠として祀った日本最古の生身天満宮。秋季例祭(秋祭り)は、五穀豊饒と御氏子・崇敬者の家内安全とご多幸を祈願して齋行されます。
土曜日には、火の神様を祀る境内社・秋葉愛宕神社の例祭を齋行し、火災厄難消除を祈願します。
土曜夜には、秋季例祭宵宮祭を齋行し、神秘的な「お宮巡り」が執り行われます。
本祭当日は、厳粛に神事が執り行われた後、古式に則った「神輿」と「神幸行列」が地元町内を巡幸します。
一部区間では、ヨサコイ踊りが行列を先導し、賑わいを増します。
境内では、雅楽や太鼓、ギターなど多彩な音楽や芸能が奉納されます。露店も多数出店し賑わいます。
「神幸行列」で所役が手に持つ宝物は、寛延3年(1746年)に、小出英智藩主に奉納された実物です。趣ある「弓矢」も神宝と共に巡幸に使われます。
「四神幡」は、祭礼絵巻など、様々な図にも描かれている宝物の一つです。戦後しばらくまで、「剣鉾」や「毛槍」と共に巡幸に参加していたが、現在は境内にご神威を高めるべく飾っています。間近に見ることが出来ます。
「火災除け御神札」は秋祭り限定の特別授与品です。火の幸を恵み、悪火を鎮める祈りを込めて授与されます。
「お宮巡り」は、灯りを全て消した暗闇の境内を、所役がご神燈を手に、声をかけあいながら巡る歴史ある神秘的な神事です。